静岡市駿河区丸子 とろろ汁 丁子屋
静岡市駿河区丸子 丁子屋のとろろ汁
とろとは呼ばず、「とろろ汁」という。それは江戸時代からずっとそうだったからであって、駿府静岡市の方言などではなく、辞書にもちゃんと載っている。駿府静岡市には、駿河区丸子(まりこ)というところに、とろろ汁の店が集中している。それは広重の東海道五十三次にも描かれていた丸子宿(まりこしゅく)の名物でもあるが、丁子屋(ちょうじや)という店がその代表で、創業は慶長元年(1596年)。徳川家康公が江戸幕府を開くよりも前、関ヶ原の戦いよりも前のことだ。丸子宿にはとろろ汁の店が味を競い合っているが、丁子屋も元祖のプライドにかけて更なる高みを目差しつづける。
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